地方国公立大学に向けた英語の学習ルートを解説します。
「英語ってどうすればいいですか?」とよく生徒から質問を受けます。そのような質問を受けた際に答えてあげれるような形にしています。
今まで担当した生徒に提示してきた参考書になるので、必ず自分の目で内容を確かめてから取り組むようにしてください。
コンセプト ~多読を用いて~
僕が授業(自習サポート)の中で生徒に必ず伝えていることになります。それを参考書という書籍に落とし込んでお伝えします。それは
圧倒的な長文量をこなす(多読)
ということです。長文問題が出題されない入試はありません。だからこそ、早急にすべきことは長文対策です。その為、参考書の量が多く感じられるかもしれませんが、理由は沢山の文章に触れて欲しいからです。聞いたことのある話だ。見たことのある話だ。といった経験が試験本番で活きるかもしれません。
参考書ルート
学習の順番は次の通りです。あくまで推奨のルートになるので多少ズレても問題ありません。
また以下のルートを共通テスト前の11月中旬までに終わらせておくことが1つの目安になります。(オーバーワークになる可能性もあるので適宜参考書を省いても構いません)
分野別解説
ここからは参考書を種類別に解説します。学習方法などは別の記事でご確認ください。
英単語・英熟語
オススメポイント |
オススメポイント |
システム英単語は、次のように何周もする前提で利用しましょう。合格者は最低でも3周はしています。
1周目は「英語→日本語」だけできるように
2周目は「類義語など周辺知識」を覚えること
3周目は「日本語→和訳」をできるように(英作文が出題される場合のみ)
速読英熟語は、文章をしっかり音読することが大切です。最低でも5回は音読しましょう。
音読する際に注意すべきことは、英文の内容を理解しながら音読することです。完璧は目指さなくてもいいですが、70%ぐらいを目安に音読してましょう。
英文法
オススメポイント ・講義系の参考書本当の授業 のような解説がある ・中学校レベルの基礎から 学べ、1歩ずつ学習できる |
オススメポイント ・関先生の分かりやすい解説 ・問題も厳選されている為 使い勝手が良い ・標準レベル |
オススメポイント ・関先生の分かりやすい解説 ・問題も厳選されている為 使い勝手が良い ・標準レベル |
文法問題の学習方法は「解く(消去法)→解答根拠(なぜ違うのか)」です。
どうしても消去法で解けない場合もありますが、原則、消去法で解くことを推奨しています。
英作文
オススメポイント |
読解英文法
オススメポイント ・解説がとにかく丁寧で細かいこと ・1つの文章に対して2ページの解説 |
オススメポイント |
読解の学習は、とにかく書くことです。主語・動詞や節・句の判定を徹底的に行いましょう。
そこができるようになるまで学習してくださいね。
英語長文
英語長文の学習方法は次の通りです。
①問題を時間を測って解く(選択問題はできるだけ消去法)
②解説を熟読する(解答根拠も必ず確認)
③長文全てを和訳できるようにする(単語+文構造把握)
④長文の音読を最低10回
基礎レベル(日大・共通テストレベル)
オススメポイント ・300語程度の長文 ・SVOCがついている ・音読を前提であること |
オススメポイント ・有名テーマの長文 ・SVOCがついている ・音読を前提であること |
オススメポイント ・有名テーマの長文 ・SVOCがついている ・Solutionより難しい |
基礎レベル+α
オススメポイント |
オススメポイント ・問題レベルが2段階ある ・各長文問題に詳しい解説がある |
標準レベル(G-MARCH・関関同立レベル)
オススメポイント ・300語程度の長文 ・SVOCがついている ・音読を前提であること |
オススメポイント ・有名テーマの長文 ・SVOCがついている ・音読を前提であること |
オススメポイント ・有名テーマの長文 ・SVOCがついている ・Solutionより難しい |
標準レベル+α
オススメポイント ・ルールをもとに練習できる ・各長文に詳しい解説がある |
オススメポイント ・徐々に文章が長くなる ・SVOCがついている |
オススメポイント ・問題レベルが2段階ある ・長文に詳しい解説がある |
実践演習+過去問
オススメポイント ・ルールをもとに練習できる ・各長文に詳しい解説がある |
オススメポイント ・徐々に文章が長くなる ・SVOCがついている |
オススメポイント |
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